臨時国会開会

第192回臨時国会が9月26日に開会されました。

いよいよ、参議院本会議場で様々な議論か始まります。
緊張感と期待、そして初めての関わりからか若干の不安が交錯しています。
しかし躊躇はできません。自分のベストを尽くし、国会に臨みたいと強く思っています。

さて、7月10日から国政の場で議員としての職務が始まり、間もなく3か月を迎えようとしています。
この間、スポーツ関係や港湾関係、その他これまで関係のあった各団体や、業界の方々と意見交換をしたり、また自民党内で開催される政調や部会に出席し、様々な議論を行ってきました。

また、実際にビーチに出向き、ビーチ振興、港湾振興に関わってもきました。
今回のレポートは、8月下旬に訪問した宮崎県日南市での活動となります。

日南市崎田市長とのご縁から始まった企画ですが、国が推し進めるクルーズ産業において、それに関わるソフトパワーの側面を意識したとても期待の持てる企画であったし、内容だったと思います。

私はこれまで、ビーチ(海岸)の活性化事業に取り組んできました。
自身の背景がビーチスポーツということもあり、ビーチバレー競技を成長させたい気持ちが出発点ですが、日本国内でのビーチバレーは海岸を使用するという点から、スポーツ振興とビーチ活性化が重なり合うことを知り、競技と活性化事業を並行して行ってきました。

そこで今回、崎田市長とのご縁から、国の成長戦略でもあるクルーズ産業の一翼を担えるかもしれない、「クルーズ&ビーチアクティビティ」に取り組みました。

率直な感想、この企画は大きな期待がもてる。

現在国内では100を超える港にクルーズ船が寄港し、海外からの観光客はもちろん国内の乗客も多く、そのおかげで活況を迎え、地方産業の活性化、またクルーズ船が寄港する街の大きなイベントともなっています。

今回のイベントで特に印象に残ったのは、クルーズ船の乗客ではなく、海外籍の乗務員の方々が参加し、地元住民と一緒になって盛り上がってくれた事でした。
また新たなクルーズ産業の魅力拡大につながるなと感じ、さらに推進していきたいと考えています。

今回の臨時国会初日、安倍総理の所信表明演説の中で、クルーズ産業に期待する部分もあり、その一例として宮崎日南市油津港クルーズおもてなし事例で、地元の高校生たちがガイド役となり、海外からの観光客に対し街並みや日南市を紹介するおもてなしを行っている事が盛り込まれていました。
結果として地元の高校生たちは、生まれ育った故郷の歴史を知り、そして自分たちの街に誇りを持つまでに至っている、ということです。
まさにクルーズ船がもたらした、大きなレガシーなのだと思います。

このように、現在日本ではクルーズ船に関わる取り組み、産業が大きな転換点を迎えています。
私としてはそれらを更に加速さえるべく、ビーチスポーツやビーチ活性化事業で取り組んでいく所存です。

日南市ビーチバレーボールフェス
日南市 視察