平成30年度予算が参議院で可決されました

本日、平成30年度予算が参議院で可決されました。これでおよそ97兆7千億円の予算が確定し、新年度より速やかに予算が執行されます。

昨年に続き今国会でも予算委員として審議に関わりましたが、本委員会では与野党ともいわゆる森友文書改ざん問題についての追及に多くの時間が割かれ、従来の多岐にわたる予算審議がかなわなかったことが課題として残りました。私も予算委員会において質問に立つ予定でしたが、不安定な国会の状況により、貴重な質問機会が流れてしまったのが悔やまれます。
平成30年度予算の特徴は「人づくり革命」と「生産性革命」を軸とした人生100年時代への対応です。人への投資の観点から、少子高齢化への不安を払拭するための子育て世代の支援拡充、保育の受け皿整備、保育士の処遇改善や、教育負担の軽減などがあげられます。

また生産性向上、そしてアベノミクスによる景気回復の流れを確かなものにするために、中小企業支援、AI・IoTの活用といった新技術支援など、企業の成長の果実を設備投資や賃金に振り向けることを促進し「次世代への責任」を果たすべくメリハリのある予算構成となっています。

今国会は6月中旬で開会予定です。4月以降は委員を務める国土交通委員会において、国会提出予定の8本の法案審査へと移ります。国会でもっとも重要な、予算、そして法案の審議に真摯に取り組み、議員としての職責をしっかりと努めてまいります。