長期医療中の子供たちの院内学級にてビーチバレー

NPO法人Being ALIVE Japanさん主催で、長期医療中の子供たちと一緒に、院内学
級においてビーチバレーボールをプレーしてきました。

このプログラムは、長期療養中のこどもたちの生活の中に『アスリートとの出会
い』、そして『スポーツを通じた交流』の提供を目的に、スポーツを通しこども
の可能性を広げる経験と出会いを届けるものです。
会場は、国立成育医療研究センター内にある都立光明学園(こうめいがくえん)
のそよ風分教室をお借りし、週末の時間を利用しこのプログラムを提供しています。

当日は11名の選手(子供たち)が参加をしてくれて、パス、サーブ、アタックな
どプレーしました。

この活動の背景には、長期間にわたって入院治療を必要とする子供たちに対して、
週末の時間の過ごし方の一つとしてプログラム提供がスタートしています。
病院内学級は平日は授業が展開され子供たちも学習を受けられるのですが、週末
も病院内で過ごす子供たちにとって、その週末の時間を有効に活用するサポート
にもつながっています。

先生方との意見交換では、子供が長期入院を必要となった際それまで通っていた
学校からこの院内学級へ転校の形態をとる必要があり、退院後の復学へのハード
ルがあったり、また教員においても子供たちへの特別な配慮が必要であることか
ら、十分に配置できていない状況もわかりました。

スポーツを通じたこうした活動を今後もしっかりと応援していき、
誰もが分け隔てなく教育を受け、そして希望すれば積極的にスポーツに参画でき
る社会の実現に向け尽力していきます。

NPO法人Being ALIVE Japan
http://www.beingalivejapan.org/