4月レポート

平成30年4月1日、新年度を迎え私の議員生活は間もなく2年が経とうとしています。

国会での役割、自民党での党務、東京選挙区内での政務とやるべきことは多岐にわたります。現在は通常国会会期中であり、初年度は日々勉強の毎日でしたが2度目の通常国会とあってより深化した議論、審議に関われるようになってきたと思っております。ただ、この責務にゴールはないので常に謙虚に、そして丁寧に国政へ関わってまいります。このブログで毎月の活動を振り返りながら取りまとめ、ご支援いただいている皆様へご報告をしていこうと思っております。

 

4月3日 国土交通委員会

いわゆる国際観光旅客税の新設にあたる審議が参国交委員会で行われ、討論、採決を行い、賛成多数を持って可決、4日の本会議へと送付され法案が成立しました。日本人、外国人問わず日本から出国する際1000円が徴収される本税は27年ぶりの新税とあって注目を浴びました。インバウンド対策として喫緊の課題であった出入国手続きや、観光資源の強化を図る目的として本財源が当てられます。訪日外国人4000万人に向け、しっかりと対策を打っていきます。

 

同3日 国会対策委員懇親会

国対といわれる国会審議の中枢に位置する機能があります。国会を円滑に前進させるために与野党の代表が事前に調整をし国会運営に当たります。私もその国対の一員であり、関口国対委員長主催で懇親会が開かれました。3月に成立した新年度予算の審議にあたっては国対委員が総動員で約一か月に渡り裏方として支えてきました。この懇親会はその慰労と、残り半分の国会運営への鋭気を養う貴重な時間となりました。

 

 

4月11日 多摩市議補欠選挙応援

我々政治家は選挙において、有権者の皆さんから選ばれて仕事ができる立場にあります。

いつも多摩市でお世話になっている地元代議士小倉将信先生と小田原潔先生のお声がけで、桐木ゆたか候補の応援に入りました。おかげさまで当選を果たしました!ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。

 

4月12日 休日化検討プロジェクトチーム

2020東京大会に向けた様々な準備の中で、開会式当日、前日、閉会式翌日を休日に定める法案の検討を行いました。私もこのPTメンバーとして与野党間の調整、各省庁との調整に奔走しています。国民生活に直結する法案のため丁寧に進め、今国会においての成立を目指します。

 

4月13日 練馬区議補欠選挙応援

各地で選挙が続きます。この日は菅原一秀代議士の政策秘書を長年務めた柴田さちこ候補の応援に入りました。練馬区は私自身の選挙で最も多く足を運んだ地区であり、柴田さんは特に個人的にもお世話になった方です。気合を入れ応援をさせて頂き、15日には、無事当選を果たしました。高橋しんごさんも自民党公認で当選され、これで練馬区議会はより安定した運営ができることとなります。ご支援いただいた皆様へ心から御礼申し上げます。

 

 

4月15日 自民党青年部・青年局「全国一斉街頭行動」

毎年恒例の自民党若手による全国一斉の街頭演説会を実施しました。テーマは18歳選挙と憲法改正です。2016年から選挙権が20歳から18歳に引き下げられました。若い人たちにも積極的に政治への関心を持ってもらうことが目的の一つにあります。また、自民党の党是でもあります憲法改正において、少しでも聴衆の皆さんにわかりやすいようにお訴えしました。

自民党の同世代の仲間と共に国会議員、地方議会議員の枠を超えて行いました。この声が少しでも国民に届くことを願っています。

 

4月19日 参議院国交委員会視察 バリアフリーの取り組みについて

まず羽田空港国際線ターミナルで、空港ビルでのユニバーサル対応の状況と航空会社2社によるバリアフリーの取り組みについてヒアリングをし、その後各所の視察を行いました。印象に残ったのは、車いす利用者が円滑に安心して空港を利用できるよう細かいところまで配慮がなされている点です。当事者にしかわからない不便さを丁寧に調査し、施設や設備に反映していました。物理的なバリア(段差等)をなくしていくことは当然でありますが、人的な面でのサポートも充実されていました。2020年は、バリアフリーにおいて重要な節目となります。日本の中での暮らしがより良いものになるはもちろん、世界中からの訪問者に日本の先進的なバリアフリーの取組みを体験してもらうことは、日本の国力に直結するものであり国としてもしっかりと対応をしていくべきと思います。

4月21日 安倍総理主催「桜を観る会」

今年も参加することができました。昨年と違って桜は残っていませんでしたが、支援者の皆さんと一緒に、この時間を共有できて心から楽しむことができました。国会議員はもとより、各界の有名人も参加していてとても華やかな会となりました。

 

 

4月23日 法政大学SSI主催授業登壇

母校法政大学からお声がけをいただき、スポーツに特化したカリキュラムの授業の一コマで、学生に向けてオリパラについての講演をしました。2020東京大会は何のために行い、2020年以降の日本をどのように築いていくのか、が講演内容の主な柱です。これからの日本を支える学生たちと時間を共有できることは、私自身にとっても大変有意義です。各所で2020東京大会についてお話しする機会をいただきますが、私がメインに掲げているのは、この少子高齢社会に向かうにあたり、「健康と社会とのつながり」をいかに2020東京大会を通じ実践できるかという点です。アスリートによる治験、パラリンピックにみる障がい者への対応など、学ぶべきことは大変多いと思っています。

4月27日 南北首脳会談

歴史的な1日となりました。報道等でご覧になった方も多いと思いますが、朝鮮半島での南北融和へ向けた大きな一歩となりました。両リーダーが手を取り合い、あの軍事境界線を超える瞬間は隣国日本にとっても大変重要な意味を持ちます。国会議員として最も危機感を持っているのは北朝鮮による核・ミサイル開発です。国民の生命と財産を守る、この国の領土領海を守ることこそ、我々の使命であります。その中で、この北朝鮮問題が進展する可能性が見えたことは歓迎すべきですが、拉致問題の未解決に見るように、日朝の諸問題が解決したわけではありません。これからの米朝首脳会談を注視し、外交防衛に関する対応を行ってまいります。