「東京23区内 葛西で海水浴」20210726

東京2020が開幕して4日目、日本代表のメダルラッシュが続いています。
選手のパフォーマンスの素晴らしさはもちろん、画面越しに見えるレフェリーや大会関係者の皆さんのご努力にも感動しております。

さて、これまで数十年間にわたって、湾奥と言われる東京湾最奥の海岸である江戸川区葛西海岸では海水浴が中断されていました。
2008年に立ち上がった東京湾海水浴場復活プロジェクトにより様々な活動が開始されたことにより、2012年、約50年ぶりに海水浴体験が復活しました。

以降、様々な試験的取り組みを重ねながら、2016年から海水浴場として本格始動することとなりました。

今回、2021年葛西海水浴海開きセレモニーに出席させて頂き、改めて葛西の海の変遷と、地域の皆さんのご努力により復活した葛西海岸を目の当たりにし、
現代社会で活動する我々が決して忘れてはならない営み、自然との共存を再認識する絶好の機会を得ました。

「ふるさと東京を考える実行委員会」関口理事長はじめ、東京都、江戸川区、ライフセービングクラブのメンバーはじめ、関係者すべての皆様に感謝申し上げます。

葛西海岸は、私が現役選手時代にビーチスポーツイベント等で訪問しており、またここ数年は、アスリートによる社会貢献活動の一環として、地元の皆さんが取り組まれている環境改善活動である「竹ひび1人1本活動」を通じて、私にとって馴染みがあり、思い入れがある場所です。


その葛西海岸は、2018年に特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約である「ラムサール条約」の登録地となり、東京都初ということもあり大きな話題ともなりました。都立公園でありながら、野鳥の生息地として保全されている葛西海岸は大変貴重なエリアでもあります。


近年、SDGsに代表されるよう、社会の持続可能性という視点は日本のみならず、国際社会における最重要テーマとして認知され、実行段階にあります。
その実践において、人々の努力の結果復活できた葛西海岸における海水浴体験というのは、多くのメッセージが込められた体験になります。

これから我々が取り組まなければならないのは、豊かな東京湾の再生をより前に進め、子供たちの世代へしっかりと引き継いでいく事。
葛西海岸においては、海水浴はもとより環境保全活動、加えてラムサール条約に求められる自然保護をしっかりと行いながら、改善、利活用を目指していくことが重要です。
地域の方々が先頭に立って進められている活動をより前にすすめるために、国交省、東京都との連携を一緒に進めていきたいと思っています。