「子供たちを交通事故から守るために」20210906

こども庁設立に向け、準備室が9月にスタートします。
これまで、議員勉強会を通じチルドレンファーストをテーマに議論してきました。
国際社会と比較すると、我が国の子ども政策に対する政府支出は十分とは言えない現状の中、子どもど真ん中政策をしっかりと構築していきたいと考えています。
その中でも、「子供の安全」を中心に置くことが重要です。

先日発生した千葉県八街市での悲惨な交通事故は、未だ記憶に新しいと思います。その後、政府は全国の通学路における安全対策の総点検を命じました。
社会生活の全体の中でリスクを管理・軽減しながら社会を形成していくことは重要です。
その中において、子供の安全は絶対的に優先すべき事項です。

特に、登下校の時間帯が最も交通事故が発生しており、この対策をしっかりと進めていかなければなりません。
こうした事故を防ぐために、地域、警察、国土交通省が緊密に連携して守っていく事が重要です。

これまで、交通安全の向上を図る目的で最高速度30km/h区域を指定する「ゾーン30」を運用してきました。
この規制は、地域と地元警察が連携して交通規制をおこない、生活道路の安全を図るものですが、今回、この規制をアップデートして「ゾーン30プラス」として運用することが決定しました。

これまで区域内の速度制限と進入口での標識等による掲示が主な対策手段でしたが、これだけでは抜け道等で利用する自動車への規制効果が薄く、十分な安全対策とは言い難いと考えます。
そこで、新たに「ゾーン30プラス」という方針の下、これまでの区域指定と規制標識に加え、物理的なデバイス設置により、自動車の速度軽減を図る整備を進めていきます。

速度制限を目的としたデバイスに、ポールや狭さくなどが運用されていますが、今後はこれらに加え、ハンプ(山型の装置)や横断歩道前後に設置するスムーズ横断歩道等を活用し、交通安全対策を向上させます。

私の自宅周辺(東京都杉並区)も通学路になっていて、朝夕の時間帯は多くの子供たちで賑わいます。
しかし、稀に登下校時間帯の進入禁止規制を守らず、自動車が通過することを目にします。確認したところ、現在「ゾーン30」は全国に4千か所指定されており、私の住む東京都杉並区は15区域でした。
今後は、「ゾーン30プラス」にアップデートし、子供たちをはじめ、地域の生活道路の安全確保を進めていきたいと思っています。

資料:国土交通省 生活道路の交通安全に係る新たな連携施策 「ゾーン30プラス」について
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001419903.pdf