セミナーで環境政策の講師を務めました
我が国の環境分野における政策数・カバー範囲は、ここ数年かなりの増大傾向にあります。
環境省は創設以来「人の命と環境を守る」を不変の原点とし、公害問題や自然環境の保護など、これまで半世紀にわたりその役割を担ってきました。一方、近代社会の変化のスピードは目まぐるしく、環境省の果たすべき業務はさらに広がり、急激な変化への対応が求められています。
今回のセミナーでは、「我が国が取り組む環境政策」をテーマとして、環境分野のこれまでの変遷と今求められている課題を共有しました。
そして現在鋭意進めている政策である三つの柱、カーボンニュートラル(炭素中立)、ネイチャーポジティブ(自然再興)、サーキュラーエコノミー(循環経済)を起点にして、それらが日々の暮らしや地域とどのように関わってくるのか、また経済活動に与える影響や事業に求められる変化はどういったものなのか、具体例を示しながらお伝えしました。
最も重要なポイントはこの地球、そしてこの社会が持続的に維持されさらに発展していくために、個人、地域、そして社会全体が変化を恐れず行動していくことです。
次の世代へ、豊かで希望ある社会を受け継いでいくのは我々の責任。だからこそ現在環境省が取り組む政策は日々重要性を増しています。
こうした勉強会などの機会を通じ国民の皆さんと環境政策を共有し、オールジャパンでこの国を前へ進めて行けるよう取り組んでいきます。