ロンドン・応援ありがとう In 東北 に思う。
オリンピックの赤い公式ウエアを着て、私は福島へ行ってきました。
今回、ロンドン五輪2012に応援頂いた方々へお礼を伝えるため。
選手団が3班に別れ、福島、岩手、宮城の被災した県を回りました。
私がまず訪れたのは、大熊町立小学校会津若松分校。
大熊町から避難している子供たちと、体育館での交流の時間でした。
ピンと空気の冷たい日でしたが、体育館に集まってくれた子供たちは、
メダルを持参した選手たちに大喜びで。
199センチの私にも笑顔で驚いてくれたのが印象的でした。
次は福島市内へ。
飯舘村の方々が避難している仮設住宅でした。
整然と並ぶ住宅が特に寒さを際立たせていたかな。
その中でお集まりいただいた方とも交流をさせて頂きました。
お年寄りが中心だったかな、
あと多くのボランティアスタッフと共に過ごされていました。
みなさんにサインをお渡ししたり、写真を撮ったり。
笑顔でお迎えいただき、大変嬉しく思いました。
ぎふ清流国体では、
ビーチバレー競技はデモンストレーションスポーツとして開催。
長良川沿いのビーチスポーツコートなんだけど、
施設が素晴らしい。
穏やかな川面を背に、海とは違った雰囲気です。
これからの時代は、
海、川、町、山、公園、体育館、テニスコート、駐車場、屋上などなど、
至る所でビーチバレーでしょあっという間の一日でしたが、
やっぱり強く感じることは、まだまだ震災の影響は続いていること。
ふるさとから追い出された方々の辛労は想像できないくらいです。
中でも特に感じたのは、
子供たちの運動不足でしょうか。
小学生に接するとき、
挨拶がわりにやっているスポーツや運動を聞くのですが。
ほとんどの子供の答えはノー。
体を動かす環境が特に不足しているんだと思います。
そのような子供たち、そしてお年寄りたちと一緒に、
「砂の授業」
やってみらたどうかなと。
砂を敷き詰め、裸足になって歩くだけでもいいと思う。
体を動かすことで、
元気な生活を送るきっかけを持って欲しいと思うところです。