2017年、年末のご挨拶

2017年も多くの皆様からお支えを頂きました。感謝を申し上げますとともに、政治家としての礎を築く1年でもあり、ご指導いただきました皆様へ改めて御礼を申し上げます。

振り返れば全速力で駆け抜けた1年でありました。150日間にわたる通常国会では、国土交通委員会の一般質疑で港湾行政やクルーズ振興、熊本地震の災害復興への対応、予算委員会では2020年東京大会への準備状況を中心に質問しました。また、いくつかの個別法案について質問する機会を頂き、政治活動の守備範囲を広げる意味でも大変勉強になりました。

また、この2017年は選挙応援に終始した年でもありました。東京都議会議員選挙では小池旋風が吹荒れ、自民党は大変悔しい思いをしました。しかし、9月の解散総選挙では逆に小池采配が仇となり、自民党に追い風が吹く結果となりました。東京の選挙とは瞬間的な風により計り知れないものだと驚愕するとともに、常在戦場の言葉をまさに体感した年になりました。

一方、議員を始める前から継続しているビーチ振興の活動、スポーツを通じた地域活性化、バレーボールクリニックなどでの青少年育成等、議員となっても自分の強みを実践していく事を怠ることなく、今後はより具体的な社会価値に繋げていけるように取り組んでいく所存です。

こうして1年を振り返ると、常に緊張感を持ち、そして国民の皆様の声に寄り添いながら政治を前へ進めていくことが最も重要であると再認識した年でした。国民の皆様の負託にしっかりと応えるよう、さらに努力を続けて参ります。

結びに、今後も皆様の変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、来る年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますことを祈念し、年末のご挨拶とさせていただきます。

※一年間の活動をまとめたレポートです。ご一読いただけると幸いです。
(PDFファイル)Asahi_2017_report



第193回国会閉会

第193回国会が閉会しました。
1月20日の招集から150日間に及ぶ通常国会は、議員として初の国会での審議の場であり、
国政に関わる一人として常に緊張が続く日々でした。

今国会では、予算委員会、国土交通委員会、ODA特別委員会、国民生活・経済に関する調査会、これらの委員を拝命し審議に関わりました。
この中でも、予算委員会では議員として初めての質問の機会を頂き、私の2大テーマである五輪、そして海洋立国を柱に質問を構成しました。
振り返ると質問内容が総論に寄っていたと感じます。
国会議員としてのこの第一歩を、これらのテーマをさらに深掘りし今後に繋げていきたいと思いました。

一方、この150日間で90本を超える法律が成立しました。
過去の常会と比較すると少ないようにも見えますが、その分重要法案と言われる国家の根幹を決定する法案が多く、
審議の場に立つとそれぞれの法案がどれほど重要かを理解し、それと合わせて国民の皆さんへいかに丁寧に説明しご理解を頂くか、
政治の現場では、決断と責任が最も重要だと教えられた国会でありました。

また、財産や商取引といった実生活に直結する民法が120年ぶり、性犯罪を厳罰化した刑法は110年ぶりと重要な法案が成立しましたが、
その中でも特に、皇室典範特例法案の審議に国会議員として関わった事は、政治家の一人として大きな矜持を得ました。

昨年夏の陛下のお言葉を記憶されている方も多いと思います。
以降、国会では静謐な環境下で丁寧に、そして各政党を超え我が国の天皇がどうあるべきかという議論が進みました。
日本の歴史上大きな節目に立ち会うことができ、議員としてさらにこの重みを心に刻んだ瞬間でもありました。

国会議員としては1年生ではありますが、自民党としての責務がどれほど大きなものかを諸先輩方から教わっています。
今国会は様々な課題も露呈し、国民の皆さんにご心配をかけたかと思いますが、我々はこれからの日本がどうあるべきかを真正面から見据え、国政に取り組んでいます。
150日間で最も強く刻まれた経験です。

駆け抜けた通常国会ではありますが、
この貴重な第一歩をまた明日から活かしてまいります。

日頃よりご支援頂いている皆様への感謝と共に、第193回国会閉会のご報告といたします。

朝日健太郎

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」が参議院で可決されました

本日6月9日の国会本会議において、
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」が参議院で可決されました。
国会議員として、本法案の採決に立ち会うことの重みを改めて感じました。
日本国憲法 第一条にあるように、天皇は国民の総意に基づく日本国と国民統合の象徴です。
その重みを議会はしっかり受け止め、本法案は静謐な環境で丁寧に粛々と議論されました。

以下、本法律の要旨です。
国民の皆さんのご理解への一助となることを願います。

この法律は、天皇陛下が、昭和六十四年一月七日の御即位以来二十八年を超える長期にわたり、
国事行為のほか、全国各地への御訪問、被災地のお見舞いをはじめとする象徴としての公的な御活動に精励してこられた中、
八十三歳と御高齢になられ、今後これらの御活動を天皇として自ら続けられることが困難となることを深く案じておられること、
これに対し、国民は、御高齢に至るまでこれらの御活動に精励されている天皇陛下を深く敬愛し、この天皇陛下のお気持ちを理解し、
これに共感していること、さらに、皇嗣である皇太子殿下は、五十七歳となられ、
これまで国事行為の臨時代行等の御公務に長期にわたり精勤されておられることという現下の状況に鑑み、
皇室典範第四条の規定の特例として、天皇陛下の退位及び皇嗣の即位を実現するとともに、
天皇陛下の退位後も地位その他の退位に伴い必要となる事項を定めるものとする。

東京都大田区大森に新たな「水辺スポーツ施設」が誕生

2020年東京大会へ向けた新しい街づくり、すばらしい施設が誕生しました。
3月25日東京都大田区大森にふるさとの浜辺公園に新たな施設として「水辺スポーツ施設」が建設されました。
スタンド付き(定員500名)のビーチコート、サブコート、フットサルコートや多目的広場などを有する東京都内初となるスポーツ施設です。

地元鈴木都議が数年前より取り組まれ、松原区長リーダーシップの下、2020東京大会の追い風を受け完成しました。これからは、街のランドマークとして、地域住民の方々の健康増進に、そして青少年育成の施設として利用されるでしょう。また、この真っ白い砂はベトナムから運ばれ、ぜひ一度はだしで体験してほしい素晴らしい砂質です。

今回の落成に際し、元ビーチバレー選手としては大変嬉しく思いますし、このコートでビーチバレー国際大会を開催して、地域振興の起爆剤として大田区のシンボルとなってほしいものです。
また、この施設は防災機能を有しています。

各自治体とも、特に都内は首都直下地震に対する備えが急務です。この施設は海からの支援活動や地域の避難場所として大変有効な機能を果たします。平常時は海辺の多目的スポーツ施設として利用され、緊急時には住民のために安心安全を守る施設として全国のモデルケースになってくれることを期待します。

第193回 通常国会

1月20日に開会した第193回通常国会は、1月末に第3次補正予算を成立させ、2月27日には2017年度予算案が衆議院を通過し参議院へ送付されました。

2月28日より、参議院予算委員としていよいよ審議に入ります。参議院の責務として予算案3案をしっかりと審議し、国民の皆様へ信頼の頂ける予算成立を目指します。

次年度予算案は一般会計総額97兆4547億円で過去最大となっており、安倍総理が主導する1億総活躍社会の実現に向け、細やかな予算配分となります。

私自身、常会での予算審議は初となります。与野党間の審議に真正面から立ち合い、全力で取り組みます。

6月まで続く本国会では、予算案審議後いよいよ法案の審議にも入ります。

国土交通委員会に属する私は、9本の法案の審議に臨みます。

特に注目すべきは、インバウンド対策です。

訪日外国人が急増する中、国としては入国に際した港湾の整備、また、国内においての外国人向け民間サービスの拡充といった点が柱となります。

政府が進める成長戦略において、インバウンドがもたらす利益をしっかりと受け止めていく所存です。

国会議員として半年強が過ぎました。

これまで、国会、各委員会、部会等での議論、スポーツ視察、港湾視察といった活動を日々続けてきております。

常に日本の未来を見据え、子育てをしながら、そして家族を支えながら安心して働ける社会の実現に向け、これからも取り組んでまいります。

日々の活動は、

ツイッター(https://twitter.com/kentaroasahi

Facebook(https://www.facebook.com/kentaro.asahi/

にでご確認ください。

先日、2月26日は東京マラソンへ出走しました。

目標タイムだった4時間30分は切れず・・・。

記録4時間37分。

新コースでありましたが、沿道の温かい応援は途切れることなく、また安全面においても、不安な要素を感じることはありませんでした。

2020東京大会に向け、東京が一つになり、また日本の皆さんと一緒に機運を高められるように、これからも務めてまいります。

東京マラソンで応援を頂いた方々、関係者の皆様、ありがとうございました。

第192国会が閉会しました

第192国会が閉会しました。
臨時国会ではIR法案や年金改革法案などの重要法案に関わることができ、所属する国土交通委員会では、長距離バスによる死亡事故を受けて貸切バス事業者への規制強化を目的とした道路運送法の改正や、無電柱化推進法案や自転車活用推進法案なども通すことができました。

自民党においては、スポーツ立国調査会の幹事として、ポスト2020を見据えた地域スポーツの在り方や、現状5兆円のスポーツ産業を2025年までに15兆円までマーケットを拡大すること、また大学スポーツの産業化などに取り組んできました。

また、平成29年度予算編成においてはスポーツ予算の拡充を訴える共に、税制改正要望ではゴルフ場利用税の撤廃を訴えました。

国会は閉会しましたが、年明けより始まる通常国会に向けて準備を整えていきたいと思います。
今後も「誰もが輝く社会の実現」に向け、全力で取り組んで参ります!