2019年頭所感

「2019年 平成からその先の時代へ」

旧年中は皆さまに支えられ、3年目を迎えた議員活動では国会、党務と経験を積み重ねることができ、課題抽出とその解決を特に意識した1年となりました。改めて皆様へ感謝申し上げます。

さて、年末年始は恒例のスポーツイベントが目白押しでした。私がバレーボールで全国デビューした年末の都道府県対抗全国中学生大会も大いに盛り上がっていて、若者の挑戦する場が変わらず残っていることにとてもうれしく思いました。年始には白熱した駅伝レース等々、新春を祝う好ゲームが多くみられました。2020東京大会前年とあって、国全体のスポーツに寄せる期待が大きく膨らんでいる空気を感じます。この機運をさらに高めていきたいと思います。

2019年亥年は大きな選挙を控え、政治の歴史を振り返ると激しい動きをみせており緊張感の増す1年となります。その上で国会議員としての役割の重要性を強く感じております。2020東京大会の円滑な運営のための準備はもちろんですが、昨年来、我が国における内政外交の面においては特に緊迫した状況にもあります。日本経済においては消費税率アップという大きな節目を迎える訳ですが、政府にはその影響を最小限に抑えることが求められます。その対策は昨年末の税制、そして予算措置と合わせて多角的に対応し、消費の冷え込みを防いでいきます。外交面においては安倍政権の強みの部分でありますが予断は許しません。米中の貿易摩擦の影響、日韓、日ロ間のおける連携をどうとっていくのかなど、緊張の糸を緩めるわけにはいきません。

いよいよ来年に迫った2020東京大会開催です。私は大会開催意義の一つに、国民全体で一つのイベントを共有することで目線が同じ方向を向き、そして気持ちを共有できる点にあると考えています。我が国を前へ進めていくうえで、様々な意見が交差しても相互を理解しながら歩みを進めることが重要です。その中において、本年は新時代を迎えるわけです。5月に新天皇をお迎えし、新たな時代に入ります。この節目を国民の皆さんと共に祝い、新たな時代の一歩を一緒に踏み出したいと思っています。不確定な未来にどうしても不安を覚えがちですが、その中でも好機を大切にし、そして国民全体で共有することで明るい未来を思い描きたいと思います。

年頭、私の本年のテーマは「つなぐ」にしました。「平成から新時代へ日本をつなぐ」、私には小学生の二人の子供がいます。「次世代の若者へ日本社会をつなぐ」、両親も熊本で元気に過ごしています。「すべての世代をつなぎ社会を安定させる」、の3つの柱を掲げています。

2019年も国会議員としての責務を果たし、全力で仕事に取り組んでまいります。

本年もよろしくお願いいたします。

参議院議員 朝日健太郎