「スポーツデータの活用に向けて」2022/5/9
自民党スポーツ立国調査会の提言がまとまりました。
その中でも「スポーツDXPT」は、牧原座長を中心に議論を進め提言をまとめました。
現状の認識として、スポーツに関わる顧客関連データをマーケティングに用いるだけでなく、2020大会を契機にトップアスリートのデータが充実しており、スポーツにおけるデータの活用可能性が拡大しています。ビジネス上での活用の他に、現時点で各競技団体が管理するデータは個別的利用にとどまっており、スポーツ界全体で横断的に活用することを視野に入れながら、プロジェクトチームではヒアリング・議論を進めてきました。
具体的な政策の柱は以下になります。
1.「スポーツDXデータバンク」の構築
各データを統合し、共同研究や新たなサービスの展開につなげていく。
2.「トップスポーツのデータ活用」
既存のハイパフォーマンスセンターの蓄積データの整備、活用
3.「データ利用環境の整備」
スポーツデータのオープン化と体育館を始めとするデータ収集の環境整備
4.「スポーツ庁の収集するデータの活用」
全国の子供たちの運動能力調査のデータを活用し、マイナンバーと連携して生涯にわたって自身のスポーツデータにアクセス可能にする
このようにスポーツDX化の流れの中で日本が世界で初めてのスポーツデータバンクを構築し、スポーツビジネスの発展に繋げていく考えです。